高校数学:最大公約数が7で最小公倍数が126の自然数a, b

こんにちは。タイトル通りの問題を見ていきましょう。ついでに追加例題も見ていきましょう。

例題を見ていこう

【例】最大公約数が7で, 最小公倍数が126の自然数a, b\ (a>b)をすべて求めよ。
【解法】求める自然数a, b
a=7m, b=7nとおく。(m, nは互いに素m>n)
このとき, 最小公倍数は7mnなので, これが126に等しいので,
7mn=126
mn=18
m, nが互いに素の関係なので, m>nに注意して(m ,n)の組を求めると,
(m, n)=(18, 1), (9, 2)
よって, (a, b)の組み合わせは,
(a, b)=(126, 7), (63, 14)

例題を見ていこう

【例】 自然数a, b\ (a>b)があって, 最大公約数が13で, 2数の和が156である。これを満たすa, bをすべて求めよ。
【解法】 求める自然数a, b
a=13m, b=13nとおく。(m, nは互いに素m>n)
このとき, 2数の和は13m+13nなので, これが156に等しいので,
13m+13n=156
両辺13で割って,
m+n=12
m, nが互いに素の関係なので, m>nに注意して(m ,n)の組を求めると,
(m, n)=(11, 1), (7, 5)
よって, (a, b)の組み合わせは,
(a, b)=(143, 13), (91, 65)

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