中学数学:正負の数⑩乗除混合計算

こんにちは。相城です。今回は乗除混合計算です。いったん例題やっておきますね。

例題

48\div6\times(-4)=8\times(-4)=-32
間違いの例:先に掛け算をやってしまう。
48\div(-24)=-2・・・間違い
計算は基本的に左から順にやりましょう。
しかし, 乗除混合なら乗法だけに変えれば計算の順番を気にせずできます。(乗法の交換法則)
先に計算結果の符号がわかるので, 符号を決めておくと計算しやすい。
48\div6\times(-4)
これは, マイナスが1個あるので計算結果はマイナスになります。
したがって, マイナスを先頭に持ってきて絶対値で計算することができます。
-\{48\div6\times4\}
という感じに。この辺はお任せします。

ちなみに,
マイナスが偶数個(2個や4個などあれば, 計算結果は正の数)
マイナスが奇数個(1個や3個などあれば, 計算結果は負の数)

小数が入った計算は分数に直して計算
0.5\div0.3
=\dfrac12\div\dfrac{3}{10}
=\dfrac12\times\dfrac{10}{3}
=\dfrac{5}{3}

乗除混合計算

次の計算をしなさい。
(1) 5\times(-8)\div4

(2) (-3)\div9\times(-21)

(3) (-5)\times(-3)\times(-2)

(4) (-4)\times(-6)\div8

(5) (-12)\div(-2)\div(-3)

(6) 150\div(-5)\times(-3)

(7) \left(-\dfrac{2}{3}\right)\times\dfrac{6}{5}\div\dfrac{1}{5}

(8) \dfrac{3}{5}\div\dfrac{6}{5}\div\dfrac{2}{3}

(9) (-0.6)\div2\times(-0.5)

(10) (-1.5)\div0.5\div0.3

(11) (-0.5)\times(-0.8)\div\dfrac{2}{5}

解答pdf

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